お葬式に正式な呼び名があったなんてご存じでしたか?
正式名は、「葬儀告別式」で、さらに「葬儀」のことを「葬送儀礼」と言います。
本来は、「葬儀」と「告別式」に分かれていて別々に行うものですが、現在では、一つの流れの中で一体となった儀礼として行われています。
「葬儀」は故人のためだけでなく、残されたもののために行われるという意味合いも強くあります。
残された人々が故人の死をいかに心の中で受け止め、位置付け、そして処理するか、これを行うための援助となる儀式が葬儀ということになります。
地域や宗派によって違いますが、一般的に下記の要領で行われます。
- 着席
- 聖職者入場着席・読経
- 葬式作法
- 弔辞
- 弔電
- 遺族焼香
そして、「告別式」は故人にお別れを告げる儀式となります。
流れは大体、下記のようになります。
- 会葬者(来訪者)焼香
- 聖職者退場
- 遺族代表挨拶
- お別れの儀
- 出棺
焼香の順番は、地域によってことなりますので、明言はできませんが、
会館などで、葬式を行う場合は、司会進行の方が案内をいたしますので、
あまり気にしなくても良いと思います。
いかがでしょうか?
お葬式とは2つの儀式が一緒になったものとご存じだったでしょうか?
私は全く知りませんでした(^-^;
でも、勉強して、知らないで恥をかかずに済みました!
こうやって見ると、やはり直接「火葬場」にご遺体を移送する「直葬」はしないほうがいいように思いますが、どう思われますか?